2013/05/01

いいアイデアをどんどん出すための手法、ブレインストーミング法について

話し合いで、いろいろなことを決めるときに、どうやって話し合いを進めたらいいのか?

そういう疑問を持ったことがある人は多いと思います。
自分もそうです。



例えば、高専ロボコン。
現在、自分がぶち当たっている課題です。

高専ロボコンに出場するロボットや戦略には、斬新なアイデアが必要不可欠です。
そのために、ルールブックを読み込み、アイデアを考えます。


しかし!
個人のアイデアでは限界があります。

そのため、多人数で話し合いをして、アイデアを出し、決定するという手法を取ると思います。



顧問の先生の話によると、多人数でアイデアを出すときに使える手法「ブレインストーミング法」というものがあるそうです。

この手法をググってみたところ、結構情報が豊富だったので、自分用にまとめてみました。



ブレインストーミング法(BS法)は、集団思考、集団発想法などとも言います。

集団でアイデアを出し、お互いのアイデアを連結したり、新たな発想を生み出して、よりよいアイデアを出そうというのが目的です。


では、ブレインストーミング法の基本原則についてまとめてみます。



①質より量
とにかく、たくさんアイデアを出すことが大切です。


②相手のアイデアを否定しない
否定されたら、それ以上発想が広がらなくなってしまいます。
これでは、たくさんアイデアが出なくなってしまいます。


③自由でユニークなアイデアを歓迎する
誰も考えつかないようなアイデアを重要視します。


④アイデアの連結と結合
他の人のアイデアから連想してアイデアを出したり、アイデア同士を繋げて、新しいアイデアを出すように心がけます。
他人のアイデアと重複していると思っても、発表すると、思わぬ発見があるかもしれません。



この基本原則を、話し合いのメンバーが理解しておかなければいけません。



そして、具体的にどうやって話し合いを進めるのか、です。
普通の話し合いと、若干似ています。(そもそも普通の話し合いとは...)



1.話し合いの人数
5人から7人の少人数に分かれるのが良いです。
多くても10人程度が限界です。


2.役割分担
進行役と書記を決めます。


3.対象となる議題、問題についての説明
これは、事前に理解しておくといいかもしれません。


4.アイデア出し
議題への理解が終わったら、メンバーにアイデアをどんどん出してもらいます。
書記の人は、そのアイデアを記録しておきます。


5.アイデアを分類して整理
アイデアを分類して、重複するアイデアや実現が不可能なアイデアを取り除きます。


これが話し合いの進め方です。




さらに、ブレインストーミングを活性化させる方法があります。


・悪いアイデアを受け入れ、良いアイデアへ繋げようとする。
一見悪いアイデアも、他のアイデアと組み合わせたり、他人からの視点だと、いいアイデアに化けるかもしれません。


・出すアイデアの数の目標を設定する。
アイデア出しが停滞することがあるので、目標を設定すると活性化しやすいです。
アイデアが出やすい議題は、時間を目標に設定。
アイデアが出にくい議題は、アイデアの数を目標に設定すると良いと思います。


・最初に「何がしたいのか」、その後に「それがどうしたら実現できるのか」を考える。


・「そもそも、何で○○なんだっけ?」と考える。
この問いかけを脳内で行うと、アイデアが出やすくなるそうです。
いろいろ考えると、本質が見えなくなることが多いので、原点回帰する方法のひとつでしょうね。


・広い場所でブレインストーミングを行う。
座って話すだけではなく、立って歩けるような環境が良いです。
身体を動かすと、発想しやすくなります。


・発想を刺激するものを用意する。
おもちゃ、ぬいぐるみ、クレヨンなど。
カラフルなものを見たり、さわり心地がいいものをいじったりすることで、五感が刺激され、アイデアが出やすくなるそうです。


・元気のあるうちに話し合う。
疲れたら、アイデアを出すどころではないですからね。
出来るだけ集中して、話を進めます。



いくらか、 ブレインストーミング法について解説しているサイトからの情報を集めてみました。


参考サイト

・NAVERまとめ 斬新なアイデアを量産出来るブレインストーミングのやり方とコツ
http://matome.naver.jp/odai/2134084375628143501


・寂しいブレストにならないために、知っておきたい10のテクニック
http://media.looops.net/sociama/2012/09/04/brainstorming/





とはいえ、あくまで方法論。

実際に試してみてどうだったかを、また報告したいと思います。



では、これぐらいで。

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